お母さん方の声

実際に通う子ども達のお母さまに、ご感想を書いて頂きました。


なるほど納得!わくわくの世界!
保護者会員 山田紀子様
小学生コピカ 山田瞬平くん (当時7歳)
幼児コピカ 山田笑花ちゃん (当時3歳) 


「僕、正三角柱は好きだけど、二等辺三角柱はあんまり…(好きじゃない)」学校の宿題も終わり、図書館で借りてきた図形の本を見ながらの最近の瞬平の一言。「(三角形に好みがあるの?)その違いは何?」と聞くと、「正三角柱はそのままでいいけど、二等辺三角柱は立方体がないと困るんだよねえ」との返事。頭に浮かんだのはアトリエで使う積木たち。確かに二等辺三角柱は二つ合わせると立方体になるけれど?言っている意味が判らないものの何かとても大切なことを言っている気がして、次のアトリエのときに、勝田先生に「そういえば先日…」と、この日の話をしました。すると、形の成り立ちのことや、正三角柱や立方体の独立性、従属する二等辺三角柱の関係をわかりやすく解説して下さり、なるほど!と納得。その関係性を自然に感じ取ったことをとても褒めて下さいました。積木に触れることの大切さを感じた一件でした。

 また別の日。「僕ね、円柱も円すいも三角柱も知ってるよ」「そうよね。だっていつもわくわくの積木触ってるもんね」そう答えながら、「そうだ。この子はどれも『知ってる』。小さい頃から、見て、触れて、その両手で体感してきた。紙の上のイメージとしての図形ではなく、体で覚えた本当の意味の『形の原型を知ってる』ということなんだ!」そんな単純なことに改めて気付き、今さらながらアトリエの、和久先生の積木ってすごい!と衝撃を受けました。
 アトリエとの出会いは二歳のとき。どの幼児教室に連れて行っても教室に入れば固まってしまい、私から離れられず、お友達が楽しそうに過ごす姿を羨ましく思った日々。何かないか、と迷う中で、偶然雑誌で目にし、名古屋にもプレイルームがあることを知って受けたアトリエ体験。時間をオーバーしても納得いくまでやらせていただいた初めての貴重な積木体験。「ここに通いたい!」と満足げに帰路についた日の笑顔は今でも覚えています。

 あれからもう五年。アトリエと出会って親子ともに本当に創造の世界が広がりました。特に瞬平は積木が大好きでよく遊びますが、年中の頃から一般的な接合ブロックも欲しがりました。ついに積木は飽きたのかと思いましたが、そうではありません。作り出す作品は親もびっくりするように細かいところまでよく出来ています。でも見えない基礎や形の展開、バランスのとれた配置や色彩は、やっぱりアトリエで充分遊んで獲得したことの集大成。様々なほかの遊びにもつながっていくことが見て取れ、どちらも大切だと理解できました。

 でも、アトリエの活動は大好きで「つまらなかった」と言うことはありませんが、最近になって「絵はちょっと苦手」と言うようになりました。確かに幼児の頃の方が筆使いもダイナミックで大胆な構図で描き、親としても「いいね!」と素直に褒められたけれど。「近頃はなんとなく塗りも控えめだし、なんだか描くものもこじんまりとしているかも。親の物足りなさを感じて、こんなこというのかしら…」と、またまた先生に相談。でもこのときも勝田先生は「実は三次元の立体を作る方が簡単なんです。それを二次元の平面に描くことは本当はとても難しいことなんですよ。造形と違い、自分の思うようにうまく描けないジレンマから、絵が苦手と思っているということですよ」と的確にアドバイスして下さいました。「苦手と思う気持ちが成長の証」なんて、目から鱗の話でした。

 そんなとき、和久先生に、瞬平の絵を見ていただく機会に恵まれました。和久先生に瞬平の絵はどう見えるのだろう、期待と不安の気持ちでいました。出来上がった野菜の絵を見てやっぱり私の感想は「うーん、おとなしい…」でも和久先生は違いました。「いいですね!このリンゴの赤。この赤の具合をどう表現しようかと随分時間をかけて頑張っていますね。それにブロッコリー!どうしたらこの感じが出るのか、とても丁寧に描いています。几帳面な性格なんですね。何年生?ええー一年生?すごいなあ!」と大きな声で褒めて下さったのです。親の感想なんて勝手なもの。子どものやることに意味のないことはないのですね。先生のその言葉だけで、「このままで、これでいいんだ」と素直に思えた素敵なひとときでした。

 親子・幼児・そして今は小学生クラスと進んできましたが、幼児期の楽しい遊びとしての活動から、今は表現の活動に変ってきました。それを子ども自身が理解し、表に出すことは時間のかかることです。親もあせらず、ゆっくりと見守っていくことが大切とアトリエに行くたび感じます。

 瞬平にとってのアトリエはいまや習い事としての教室ではなく、先生や友達との心地よいモノづくりの場。そして親にとっては子育ての気付きの場です。妹、弟もお兄ちゃんを見て、創ることの楽しさを肌で感じているよう。アトリエはずっと続けるそうなので、これからも親子ともども宜しくお願いいたします。


大切にしたい夢の世界
保護者会員 野本順子様
親子コピカ 野本創太くん (当時2歳)


自分の頭で考えて自分から行動できる人になってもらいたい。創造力のある人になってもらいたい。そんな願いを込めて、わが子に「創太」と名付けました。

 そして、子供が生まれたらおもちゃを用意しなくては。でも今の子供たちは次から次へとおもちゃを与えられて、遊ばなくなったおもちゃはガラクタ化していっている。子どもが小さな消費者になっている。そんな環境は良くないと考えていました。
そんなときに友人の家で<ケルンボール>を紹介され、その美しさに感動しました。大人の心がこんなにも動かされるおもちゃは、子どもにはどんなに感動的だろう!そして和久先生の著書を読み再び感動。私の思いが書かれているようでした。私の童具での子育てが始まったのです。

 創太の一歳の誕生日に<積木のいろは>を購入しました。今二歳になった創太は車や電車が大好きです。でも我が家には車のおもちゃも電車のおもちゃもありません。童具だけ。でも創太は毎日毎日、車で遊んでいます。積木で作るのです。積木があればどんな形の車にもなるし、たくさんの数の車を作ることもできるのです。積木で作った車を動かしやすいように、部屋中に<プレイカーペット>を敷いて遊びやすい環境を整えてやり、夢中になって遊んでいます。

 そして積木は何にでも変身するのです。
ある日、直方体を並べて作った高速道路が九ヶ月の弟に壊されてしまいました。初めは「こわしちゃった!」と嘆いていましたが、直方体がバラバラになった様子を「水族館にいたお魚みたいだね。」と私が言うと、すぐに「本当だ!」と言ってまた別の創造の世界が始まるのです。さっきまで車だった積木は魚になって泳ぎはじめました。夢中になって遊ぶその姿はかわいくて、私を幸せな気持ちにさせてくれるのです。

 一方で、童具で遊ばせることの難しさもあります。単純な形の童具は」刺激が少なく、子どもに興味をもたせるのは難しいことです。創太も車のおもちゃと積木があれば車のおもちゃを手にとります。お友達の家にはたくさんの車のおもちゃがあり、それを買ってやらないことに疑問をもたれることも多く、私も罪悪感を抱き悩みました。そんな時、「親の迷いは子を迷わせる。信念を貫くことが大切」と勝田先生にアドバイスを頂き、今に至ります。

 一般にある子どもが好むおもちゃで遊ばせているご家庭でも、「片付けが大変」「買ってやってもすぐに飽きて遊ばなくなってしまう」と、別の悩みもあるようです。我が家にはない悩みです。片付けも楽しんでやっています。そして九ヶ月の瑛太にも安心して触らせることができ、二人で一緒に遊ぶこともできます。
 積木を購入した当初、積んだり並べたりすることしかできない創造力の乏しい私は、積木での遊ばせ方が分からなくて悩んだ時期がありました。その頃の私を勝田先生は「不安そうだった」とおっしゃっています。そしてアトリエでの活動が消極的だった時、課題と違うことをしてる時、私はそれを認めることができませんでした。
 しかし今は違います。創太と遊んでいるうちに私にも創造力がついてきました。そしてありのままの姿を良しとしてくださるアトリエでの活動を通じて、私もありのままを受け入れられるようになってきました。それは育児全般に良い影響をもたらしてくれました。子どもが親の思い通りにならないことに対してイライラすることが減り、子育てが楽になったのです。今の私を勝田先生に「変わった」とおっしゃてもらえました。

 創太を見ていると、子どもは夢のような想像の世界で生きているように思えます。その世界をなるべく壊さないで大切にしてやりたいのです。創造の世界では様々な発想が生まれ、発見や驚きがあるのでしょう。だから夢中になれるのだと思います。

 和久メソッドはそんな想像の世界を表現できる大切なツールです。
そしてアトリエの活動で家庭ではできない発見をしていると思います。
童具とアトリエ活動を通じて、これからの成長を見守っていけることに私はワクワクしています。
この先、また迷い悩むこともがあるとは思いますが、その時はまた勝田先生にご指導いただきたいと思います。